2015年07月26日

BLACK BIRD 16巻

最終章 七話~十一話
桜小路かのこ
願いはひとつだけ。ふたりで共に生きていくその未来。
BLACK BIRD(全18巻 完結)
BLACK BIRD




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今回は1冊76円で読みました♪
どさっと借りて、カバーをつけて毎日電車の中で読んでいます
ブックカバーブックカバーブックカバーブックカバー
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漫画BLACK BIRD(ブラックバード)シリーズレビュー

BLACK BIRD(ブラックバード)全18巻

以前無料連載していてドはまり。
⇒電子書籍で読む(立ち読みもできます)

100年に一度生まれる妖のエサ、仙果として生まれた実沙緒と、美形の烏天狗匡との苛酷な恋物語。
世界観は練られているし、話の内容もしっかりしていて行き当たりばったりではない。ストーリーは結構酷なのですが、キュンキュンポイント、笑えるポイント、萌えポイント等も散りばめられて、最高匡様美しいし、本当に大好きな作品。
圧倒的な匡の愛情。私も一度でいいからここまで愛されてみたい・・・。匡は実沙緒の事が仙果だから好きなのではなく、幼い頃どうしても好きになっちゃった実沙緒が仙果だったから、夫になるには当主になるしかないから兄を押しのけてまで当主になったんですよ!愛情の桁違う・・・
脇役も魅力的です。

◆八大天狗(匡に仕える親衛隊。名称は役職名)
相模・伯耆・豊前・前鬼・太郎・次郎・三郎





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BLACK BIRD 16巻のネタバレ感想あらすじ

16巻は「仙果は子を産み落とした瞬間 死ぬんだよ」から始まります。

本を読んでる忠信さん。するとばたばた。「―やぁ 着たね」。
立っていたのは真っ青で震える匡。「なぜ黙ってた!?」
意地悪した訳ではありません。匡が実沙緒を愛しているのを知っていて、でも親友当主である匡を思って黙っていたのです。忠信さんは匡が大事なんですね。子供を作ろうとしない当主なんて許されませんから。
ただし、仙果録はただの記録であって、それ以上でも以下でもありません。たとえ今の所全て記述通りであっても。忠信さんもずっと仙果が生き延びる道を探してくれていましたが、なんせ記述自体が少なすぎて見つけるのは難しいと。匡を諭そうとする忠信さんですが…匡の顔。すごい顔。

これまたすんごい顔で匡「―堕ろせ」
この人はなにより実沙緒一番ですからね。実沙緒引き摺って始末するんだからって。怖いよ。相模かっこいい。この世界は自分の命より「一族」だね。みんな必死で生きてる。匡は違うけどw
「なんのために俺は当主になった!?お前だ!お前を自分の物にするために俺は何人葬ったんだ!」

夜抜け出す2人。権助君(白蛇)の屋敷に突撃。この家は結界変わりに毒を撒いてるので墜落。
(挿絵が和やか~太郎ちゃんが丹精した花を摘んじゃう三郎w)
訳を話し、堕胎薬を調合してくれと頼むが、誰にとっても仙果は未知の存在。権助君…いい子だね。実沙緒のこと思ってくれてる。妖(しかも当主か次期当主)とは思えない性格。権助君いい子すぎてせつないなぁ。

森の中でざざーっと八大が降りてくるシーンかっこいい!子供まじってるけどw八大ではあの毒の中つっこめなかったそう。気付かないでつっこんで墜落って匡焦りすぎ。暴れる匡。相模かっこいい。かっこいいよー。名前で読んじゃうのか。(相模は役職名)

ちなみに八天狗は作者の作り話ではなく、実在そのままです。四十八天狗verもあります。相模って神奈川のではなく、「白峯山の相模坊(香川)」のこと。弟伯耆が「相模大山の伯耆坊(神奈川)」ですね。三つ子ちゃんも本名ではなく役職名なんですねー。

※日本八天狗 (香川県坂出市のHPより)

  大峰の前鬼・後鬼(奈良・和歌山)
  愛宕山の太郎坊 (京都)
  比良山の次郎坊 (滋賀)
  飯綱の三郎   (長野)
  鞍馬の僧正坊  (京都)
  白峯山の相模坊 (香川)
  相模大山の伯耆坊(神奈川)
  英彦山の豊前坊 (福岡)




実沙緒は気づきます。仙果の子なんて殺したら匡は死ぬまで追われる。2人は引き裂かれて、実沙緒は匡の代わりに当主になった人に犯されて、結局死ぬのです。実沙緒には喰われるかどっかの一族の強力な跡取りを産むかしか道がないのです。
「私に選べるのは“どう死ぬか”だけ」だったら「大好きな人の子を産んで死にたい」。

匡ー(;_;)匡が思い出す幼い頃の実沙緒。うわーん。「実沙緒を失うために手に入れたのか」「そのために俺は10年もの間…」匡の顔恐ろしい実沙緒にこんな顔向けるなんて。

(話の最初のページの挿絵、いつもつながってるんだよね三郎ちゃんは花を三つ子の妹にあげたかったのね。追いかける太郎ちゃんw)
あやめさんー!お世話係にやってきました。しょっぱなから笑えた。お世話係がついてた人w
そもそも仙果を娶った例自体が少ないのです。1巻早々に「大抵は喰われて終わり」と言われてましたが、その通りで。100年前200年前は喰われて終わり。300年前が葛葉の仙果です。運よく嫁に出来た一族も、その詳細は決して外には漏らさない。葛葉の仙果録だって、結末知れたのは最近ですもんね。

匡の悪夢ギャー!ぐろい!ぐろいよー。あやめさん出てくるとほっこりする。書物の中で疲れて寝てる匡にキスする実沙緒。 「やめろ!!もしかしておまえ、夜寝ている間もこうやって俺にエナジーを与えていたのか?」これ、キーワードです。

実沙緒の誕生日。(挿絵♪勝手に手折ったこと親に怒られる三郎の後ろから、もっと持ってくる次郎w)その前日が再開の日。三つ子とあやめさんがはりきって、束の間のほっこりシーン合間合間のほっこりシーンが大好き
妊娠が進むにつれて、妖を誘う香りが強くなる実沙緒。葛葉の時もそうだったようです(妊娠中も止まらなかったそうでwそこらへんの笑えるやりとりもあり)なぜ?16巻ラストは「実沙緒が生き延びる手段は実沙緒自身の中にあるのかもしれない―」

巻末の4コマ、去年の「実沙緒の誕生日」が最高






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